サウナと聞くと「男性向け」「ハードルが高い」と感じる女性も少なくありません。
しかしヘルシンキの人気スポット「アッラスシープール」は、観光客や女性にも優しい絶景サウナ。
海を望む開放的なロケーションに加え、清潔で利用しやすい設備が整っています。
本記事では実際の体験レビューを交え、料金や利用方法、安心して楽しむためのポイントを詳しく紹介します。
アッラスシープールとは

アッラスシープールとは、ヘルシンキ中心部の港に面したマーケット広場のそばに位置する、海と街を望む絶景のサウナ&プール施設です。
温水プールやバルト海とつながる海水プール、複数のサウナがそろい、フィンランドならではの“ととのう”体験ができます。
観光地から徒歩圏内でアクセスが良く、早朝から夜遅くまで営業しているため、地元の人々はもちろん日本人の旅行者にも密かに人気のスポットです。
アッラスシープールの基本情報

ここからはアッラスシープールの場所や営業時間などの基本情報を紹介します。
場所と行き方
アッラスシープールはヘルシンキの港に面したマーケット広場のすぐ横。
ヘルシンキ中央駅からは、トラムはもちろん徒歩でも「エスプラナーディ公園」を経由しながら20分程度で行ける場所にあります。
近くにはサーモンスープで有名な「オールドマーケット」や、ヘルシンキ観光の定番「ヘルシンキ大聖堂」などがあり、定番の観光スポットと合わせていくことができるサウナです。
営業時間

2025年7月現在、営業時間は下記の通りです。
平日は朝の6:30から、金曜と土曜は夜の22:00まで営業しています。
■営業時間
月~木:6:30~21:00
金:6:30~22:00
土:8:00~22:00
日:8:00~21:00
料金

観光客が購入すべきシングルチケットは下記の通り。
金曜日は14時前後で料金が変わるため要注意です。
利用時間は3時間です。
■料金
月~金:18ユーロ(金曜は14時まで)
金~日:22ユーロ(金曜は14時から)
アッラスシープールの魅力

ここからはアッラスシープールの魅力について紹介してきます。
中心部から抜群のアクセス
先述したようにアッラスシープールは、ヘルシンキ中心部であるヘルシンキ中央駅から徒歩20分程度の場所にあります。
すぐ近くにはマーケット広場やオールドマーケット、ヘルシンキ大聖堂などの観光スポットにも徒歩でアクセス可能。
観光ルートの途中に立ち寄れる利便性は大きな魅力で、観光とサウナ体験を気軽に両立できます。
バルト海と街を望む絶景

ヘルシンキの港に面したアッラスシープールは、バルト海と街並みを同時に楽しめる贅沢な立地が魅力です。
朝日が昇る時間帯や夕暮れ時には特に美しい景色が広がり、夜はライトアップされた幻想的な雰囲気の中でサウナやプールを体験できます。
観光スポット巡りの合間に、絶景とともにリフレッシュできるのが大きな魅力です。
多彩なサウナ体験



アッラスシープールには、男性用・女性用・混浴など複数のサウナが完備されています。
自動ロウリュが導入されたサウナもあり、初心者でも安心して体験できるのが特徴。
外気浴スペースでは海風を感じながら“ととのう”ひとときが過ごせ、フィンランドのサウナ文化を存分に味わえます。

温水プールと海水プール


館内には快適な2つの温水プールに加え、バルト海の水を利用した海水プールもあります。
私は夏に行きましたが、冬場は水温が2度前後という極寒の海水に飛び込むことも可能で、サウナとの交互浴で体がシャキッと整う特別な体験ができます。
季節ごとに異なる楽しみ方ができる点も人気の理由です。
また25mプールはガチで泳いでる地元民の方もいて、自分も泳ぎたくなります。
そのため、プールで泳ぎたい人はゴーグルを持って行くとより楽しめます!
実際に行った感想

ここからは、私が実際に行った感想を紹介します。
とにかく広くてキレイ




アッラスシープールに実際に行った感想は、まず想像以上に広々としており、清潔感がありました。
プールエリアもサウナエリアも清掃が行き届いていて、とても清潔。ロッカーやシャワールームも整理されているので安心して利用できます。
観光地にある施設とは思えないほど落ち着いて過ごせる空間で、初めての方でも快適に楽しめます。
外気浴スペースが充実

サウナ後に外気浴できるデッキスペースは、アッラスシープールならではの魅力。
海風を感じながら椅子に腰かけて休む時間は格別で、体がじんわりと整っていくのを実感しました。

視界の先には港や街並みが広がり、この景色とサウナを同時に味わえる贅沢な体験は、他のサウナ施設にはない魅力だと思います。
日本人が少ない?
訪問時は外国人観光客や地元の人が多く、日本人はあまり見かけませんでした。
平日の午前中に訪問したからかもしれませんが、日本のサウナ施設のように混雑していないのも魅力の一つ。
異文化の中でのサウナ体験は新鮮さも感じられますし、ちょっとした異国感を味わえるのも魅力的でした。
よくある疑問

最後にアッラスシープールにおけるよくある疑問と、自分なりの回答について紹介します。
おすすめの時間は?
おすすめは平日の午前中です。理由としては料金が安く空いているからです。
先述の通り料金は平日の月~金曜の14時まで18ユーロで、金曜の14時~日は22ユーロと平日の方が安いです。
また、私は平日の8:00~11:00の間に滞在しましたが、入館直後は独占状態だったサウナも、10時前後を境に徐々に混み始めた印象です。
おそらく午後以降はもっと人が多くなることでしょう。
そのため、空いている状態が良い人は平日の午前中がおすすめです。
持ち物は?
まず、水着とタオルと水分は必須です。
冬場に行かれる方は、素足ではを歩けないくらいデッキが冷たいようなので、サンダルも必須のようです。
また、持ち物ではありませんが、ある程度着替えやすい恰好で行くのがより良いと思います。
日本でいうとスポーツクラブに行くイメージでしょうか、あまりきちっとした格好だとやや着替えにくい気がしました。
サウナ後におすすめの食事は?
プールやサウナで汗をかいた後は迷わず食事をとりたいところです。
続いてはサウナ後におすすめの食事を3つご紹介します。
1. 併設のレストラン

一つは併設のレストランです。外にはデッキスペースもあります。
サウナ後の移動も必要なく景色も最高である反面、他のレビューでもある通りやや割高なのが気になることろです。
とはいえ、料金が気にならない方は併設のレストランも良いかなと思います。
2. オールドマーケット

併設のレストランが『高い!』と感じる方は、サーモンスープで有名なオールドマーケットがおすすめです。
オールドマーケットはアッラスシープールから徒歩数分の所にあります。
付け合わせのパンは基本食べ方だしですし、発汗した後の塩分接種にもちょうどよいと思います。
ただ、オールドマーケットは夕方には閉まってしまうので、午前中にサウナに行く方のランチとしておすすめです。
3. カッペリ

エスプラナーディ公園内にある美しい老舗レストラン「カッペリ」もおすすめです。
オールドマーケット同様アッラスシープールから徒歩数分の所にあり、アクセスも抜群。
また、美しい建物の中で、エスプラナーディ公園を眺めながら料理を食べる経験はきっと心に残ります。
オールドマーケットやカッペリについては、こちらの記事のおすすめグルメをご覧ください↓
他のサウナとの比較は?
サウナ内で「ロウリュ」に行った日本人の方に話を聞いたのですが、ロウリュはアッラスシープールに比べるとやや気温が低く、地元の民が結構ガヤガヤしゃべっている状況だったようです。
おそらくこれがほんとのフィンランド式のようですが、これらが気になる方はアッラスシープーの方がおすすめかもしれません。
あと予約が必要で、日本人の観光客も多いようです。
まあ、サウナ好きの方なら両方行って比較するのもありですね。
他の観光との組み合わせは?

アッラスシープーはヘルシンキ中央駅から徒歩20分ほどの好立地にあります。
近くにはエスプラナーディ公園やオールドマーケット、ヘルシンキ大聖堂など、徒歩圏内で複数の観光スポットと一緒に回ることが可能です。
先述の通り、平日の午前中に行くのがおすすめなので、ランチを食べた後の午後は、中心地の他の観光スポットや郊外のスポットに足を延ばしてみるのもありです。
私が実際巡ったルートを元にしたモデルコースは、こちらの記事で紹介しています↓
まとめ
アッラスシープールは、観光地にありながら落ち着いた雰囲気で、広々としたサウナとプールを楽しめる貴重なスポットです。
清潔で安心感があり、外気浴スペースや絶景のロケーションも魅力的。
混雑を避けながらフィンランドならではのサウナ文化を体験できるため、ヘルシンキを訪れる方はぜひ候補にしてみてください!
ヘルシンキに行く予定の方はこちらの記事も参考にしてみてください↓
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