圧倒的な外観とインテリア!グランドホテル台北の宿泊レポート

グランドホテル台北 travel

台北を訪れたなら一度は泊まってみたい、グランドホテル台北(圓山大飯店)。

赤い柱と金色の屋根が織りなす壮麗な外観は、遠くからでもひときわ目を引きます。

今回は、その荘厳な雰囲気に包まれた館内や、実際に宿泊して感じた魅力をたっぷりとご紹介します。

グランドホテル台北(圓山大飯店)とは

グランドホテル台北とは

グランドホテル台北(圓山大飯店)は、1952年に創業された台湾を代表する老舗高級ホテルです。

中国宮殿様式の美しい建築が特徴で、かつては外国からの要人や国家元首の宿泊先として利用されてきました。

台北市内を一望できる高台に位置し、歴史と風格を感じられる特別な空間と窓からの眺望を楽しめ、多くの観光客を魅了しています。(参照:圓山大飯店のホテル概要

建てたのは蒋介石夫人

グランドホテル台北の建設を提案し、実現させたのは中華民国初代総統・蒋介石の夫人である宋美齢(そう・びれい)氏だそうです。

彼女は台湾に訪れる外国の要人を迎えるにふさわしい格式ある宿泊施設の必要性を感じ、1952年に台湾第1号の5つ星ホテルとして誕生したのが、この壮麗な圓山大飯店(グランドホテル台北)のだそうです。

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グランドホテル台北の魅力

ここからはグランドホテル台北の魅力を紹介していきます。

立地に建物、レストランにプール、ファミリーマートまであるなど、魅力が盛りだくさん。それぞれ詳しく見ていきたいと思います。

1. 絶好のロケーション

絶好のロケーションにあるグランドホテル台北
緑と河、台北市内の景色が同時に楽しめる!

グランドホテル台北(圓山大飯店)の魅力の一つは、その立地にあります。

ホテル自体が山の中腹に位置しているため、山の緑を感じながら河も一望でき、高台から台北市内の美しい景観を堪能できます(台北101も見えます)。

都市部に近いのに自然も感じれる贅沢な立地がその魅力の一つです。

2. 華麗な外観とインテリア

グランドホテル台北
圧倒的なこの外観

台北のグランドホテル台北(圓山大飯店)の最大の魅力と言えるのが、壮麗な外観と伝統的な中国宮殿様式のインテリアです。

朱色の柱や金色の屋根、何層にも重なったフロアが訪れる人々を圧倒します!

私も前回台北に旅行に来た際、山の中腹にそびえる圧倒的な外観に目を奪われましたが、中に入ってさらに圧倒される風景が。

グランドホテル台北の華麗なインテリア
赤い柱と赤いじゅうたんが印象的なインテリア
グランドホテル台北のインテリア
宝塚を思わせる大階段!

フロアに敷き詰められた赤い絨毯はもちろん、赤く塗られた太い柱が列をなしてすさまじい存在感を出してお出迎え。

非日常的な滞在を目的として今回の宿泊先に選びましたが大正解。この外観とメインホールのインテリアを体験するだけでも訪れる価値があります!

3. 空港からのアクセスの良さ

山の中腹にあり豊かな自然を感じられるグランドホテル台北。

その反面アクセスが悪いと思われますが、空港からのアクセスは抜群でした!

松山空港からタクシーで10分弱

松山空港から見えるグランドホテル台北
松山空港から見えるグランドホテル台北

グランドホテル台北は、台北にある2つの空港からのアクセスが良好です。

今回私は台北市内にある松山空港を利用しましたが、空港からこのホテルが見えてびっくり。

あまりにも近いのでタクシーでホテルに向かいましたが10分程度の距離。

料金も220TWDと許容範囲でした。

桃園空港から直行バスがある

また台北の郊外にある桃園空港からも一日3便直行バスがあり、ストレスなくアクセスできます。

直行バスの良いところは、ホテルの前までキャリーケースを引っ張りながら歩かなくて良いことす。

料金は105TWDで所要時間は90分程度だそうです(参照:圓山大飯店のアクセス

また、空港からのシャトルバスの時間が合わなくても、台北市内の主要駅を結んでいるMRT(地下鉄)の駅からホテルまでのシャトルバスが頻繫に走っています。

4. MRT(地下鉄)の駅からシャトルバス

グランドホテル台北は台北市内の主要駅を結んでいるMRT(地下鉄)の駅とホテルとの間にも無料シャトルバスが頻繁に運行しています。

ホテル自体はMRTの圓山駅と剣潭駅の間に位置していますが、どちらの駅からも無料のシャトルバスが走っていました。

圓山駅からシャトルバス

圓山駅のシャトルバス乗り場
圓山駅のシャトルバス乗り場

圓山駅との間は毎日1時間に3本程度、頻繁に運航していてこれがとにかく便利です。

空港からタクシーやシャトルバスを使わず、鉄道を使ってホテルにアクセスする人は、MRTの圓山駅に行けば無料のシャトルバスでホテルの玄関まで移動可能

海外旅行でよくある、最寄り駅からキャリーケースを引っ張りながらホテルに向かうあのストレスはありません。

また、ホテルから観光地へ出かけるときも、この無料シャトルバスが便利な足になります。

平日は普通のマイクロバス、週末は利用者が多いためか日本の市バスサイズのバスで、宿泊客やレストラン利用の外部の方などの利用でにぎわっていました。

剣潭駅からシャトルバス

また、台北の観光スポットとして人気の「士林(シーリン)夜市」の拠点になる剣潭駅との間にも週末限定で一日十数本運行。

剣潭駅は、先述した圓山駅の隣の駅。士林夜市に行く予定の方は出発時刻を見ながらこの2つの駅からのシャトルバスを有効利用するのがよさそうです。

5. 趣のあるレストラン

グランドホテル台北の中には主要なレストランが6つありました。

その中で私が訪れたのは下記3つ。どれも趣があって魅力的で宿泊者は10%割引のサービスがありました。

金龍レストラン

グランドホテル台北の金龍レストラン
金龍レストランの龍をかたどったシャンデリア
金龍レストランのメニュー
カニと卵のスープ、アワビシュウマイ、海鮮餃子

別館にあり、絶好の景色を楽しめるのがこの金龍レストランです。

宮殿様式の本館とは異なりややモダンな内装となっていますが、天井のシャンデリアが龍のようになっているのが特長。

料理は広東風海鮮料理で、餃子やシュウマイなど日本にもなじみがある料理が楽しめます。

また、窓からは山の緑と河、その先に台北市内の景色を楽しむことができます。

私は利用予定が土曜日だったので事前に窓側の席を予約しましたが、大正解。

当日は12過ぎには満席で、事前予約しないと窓側の席どころか、レストランに入ることすらできなかったと思います。

金龍レストランの公式ページ?からオンライン予約ができる流れになっていますが、オンライン予約からだと希望の時間が空いてなかったので、ページに記載されているメールアドレスに日本語で予約をしました。

返信は中国語でしたが、問題なく予約できたので参考までにどうぞ。

松鶴レストラン

グランドホテル台北の松鶴レストラン
松鶴レストランの朝食ビュッフェの点心

グランドホテル台北の朝食ビュッフェの会場となっているのが松鶴レストラン。

一階ロビーに入口があり、正面減から向かって左側にあります。

ロビーから見えるオープンな席がすべてかと思いきや、その奥には上の写真のような宮殿様式を思わせっるダイニングエリアがあります。

朝食ビュッフェも台湾料理・洋食・日本食まであり充実。

特におこわやシュウマイなどの点心と、生地と中身が別々になった豚まんが美味しかったです。

覓到by吧沐(バー)

グランドホテル台北のバー
地下のバーはモダンな雰囲気
白酒を使ったカクテル
白酒を使ったカクテル

グランドホテル台北の本館の地下にあるバーは、宮殿風の豪華なホテルの雰囲気とは一線を画し、現代的で落ち着いた空間でした。

特製カクテルが豊富で白酒やドラゴンフルーツを加えた甘酸っぱい味わいのものなど様々。

季節でメニューが変わるようなので、一期一会の出会いを楽しんでみてください。

6. 客室も良い感じ

グランドホテル台北の客室
別館バルコニーからの景色
別館の部屋(リバービュー)のバルコニーからの景色

私が宿泊したのは別館のリーバービューの部屋。

本館の客室は宮殿様式を思わせる内装だそうですが、別館の内装はやや現代的な装いでした。

最大の特徴はバルコニー。赤い装飾を施された手すりの向こうに気持ちの良い景色が広がっていました。

手前には敷地内の緑の屋外プール。ゆったりの流れる河の向こうには台北市内の景色が広がり、その中には台北のランドマーク「台北101」が。

おそらく台北でも有数の景色ではないでしょうか。

ちなみに私が泊まった別館は、このリバービューの部屋の反対側のマウンテンビューの部屋が、宮殿様式の本館はシティービューとマウンテンビューがあるようです。

アメニティには注意

他の方のブログでも書いていましたが、アメニティには注意です。

グランドホテル台北には環境への配慮の観点で、使い捨てのアメニティがほぼありませんでした。

石鹸やシャンプーは備え付けのものがありましたが、歯ブラシやひげそりなどはなく、ルームウェアもありませんでした

宿泊を考えている方はお気を付けください。

7. 充実した設備とサービス

グランドホテル台北にはこれまで書いてきたこと以外にも、魅力的な設備とサービスがあります。

屋外プール

グランドホテル台北の屋外プール
50mの屋外プールがある

グランドホテル台北には屋外プールもあり、宿泊者は無料で利用できます。

50mのオリンピックサイズのプールで、私が行ったときはちょうど真ん中でロープが張られ、浮き輪などを使った水遊びとガチ泳ぎで分けられていました。

面白いのが、写真の手前側の水深は大人の足が付く程度なのですが、写真の奥側の水深が最大5mになっているところ。

また、50mプールとは別に子ども用の浅いプールも開放され、家族連れにも最適ですね。

ファミリーマットがある

グランドホテル台北のファミリーマート
別館にはファミリーマートもある!

グランドホテル台北の別館には、日本のコンビニ「ファミリーマート」までありました。

ちょっと小腹がすいた時のお菓子やジュース、お酒にひげそりなど一式そろっていて重宝します。

向かいにはちょっとしたお茶の楽しめるカフェ「第一夫人珈琲」もあり、ちょっとした時間つぶしによく行っていました。

日本語対応スタッフがいる

グランドホテル台北では、日本語対応スタッフがいました。

先述した金龍レストランを日本語でメール予約した話をしましたが、メニュー表にも日本語表記がありましたし、チェックインの対応をしてくれたスタッフやコンシェルジュの方も日本語が通じました。

おそらく日本語対応できる方が常駐している(?)のではないでしょうか。

言葉に不安がある方も、安心して宿泊できるのがグランドホテル台北です。

唯一無二の体験ができるホテルでした

グランドホテル台北の夜景
夜のグランドホテル台北

この記事ではグランドホテル台北の魅力を紹介してきました。

圧倒的な外観にインテリア、自然豊かな立地に趣のあるレストラン…。

他の記事で紹介した、市内の観光に便利な立地で特別なラウンジが楽しめるリージェント台北ももちろんおすすめですが、日系ホテルやインターナショナルなホテルにはない”台湾らしさ”を感じるならこれ以上ないホテルと言えます!

私は楽天トラベルで予約しました

私はこのグランドホテル台北の予約を楽天トラベルで予約しました。

たまたま、キャンペーンを行っていてとても安く予約できたのと、ページ自体もよくまとまっていて見やすかったです。

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